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アメリカからニュージーランドへ

アオテア・オーガニックファームの生活


by BBpinevalley

けもの道を行く/ Different Faces of Our Farm

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トレールの敷かれていない原生林の中を歩くのは、けっこうタイヘンです。

アメリカと違い、蛇や山猫やクマなどの危険な動物が居ないので、怖くはないのですが、けもの道をかき分けて行くのは骨が折れます。

ファイヴはもう大喜びですが。


One feels much safer to walk in nature in New Zealand as there are no dangerous animals like bears, snakes or mountain cats.
There are almost no poisonous bugs either.














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うちのファームには意外と起伏も多く、池もいくつかあります。


We have some well preserved native bush areas on our farm.
There are 6~7 ponds, a few streams, hills and valleys.














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これは、『パー』と呼ばれる、マオリ族の砦跡です。

その昔、こういう崖っぷちに要塞を構えて、敵の襲来に備えていたようです。

崖の手前、海から来る敵から見えないところには、作物を耕していたと見られる段々畑の跡も残って居ます。


This is a site of Maori "Pā", the defensive settlement.
The cliff top was the lookout.
There are flat areas behind it, where Maori people must have lived and cultivated.












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崖は本当に切り立って居て、身を乗り出して写真を撮るのも怖いくらい。













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これは池ではなく、入江です。

パーの裏手ですが、こういうところでお洗濯などしていたのかしら…


This is an inlet behind the Pā.













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静かな谷になっている場所もあります。

海からの風もそんなに感じません。

聞こえるのは鳥の声ばかり


The valley is quiet and peaceful.
All you hear is the sound of birds.













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原生林の樹木は、風雨にさらされて折れたり腐ったり、また新生したりを繰り返し、自然のバランスを保っています。













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先日アップした巨大シダ。

小川沿いにもっと連立している場所もあるのですが、なかなか入り込めないところです。

人でも横に立っていないと、大きさが分かりませんね。


Our giant ferns.













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夫とファイヴが入っている写真。















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ファイヴは、のろのろ歩く私たちの周りを走り回り、飛び跳ね、大変な運動量です。

この後、おとなしく寝てくれるので助かります。


Five runs around like a maniac.













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これは動物の住んでいた穴かナ。


I wonder what kind of animals lived here.













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こちらは、枯葉や枯れ木で覆われているところを見ると、まだ入居者が居る感じ。

ピーター・ラビットかな?


This one seems to be still occupied with the curtains in the front.














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往復1時間以上歩きました。

最近暑いので、ブッシュウォークは疲れます。

ファイヴを運動させようと思って歩いているのに、こちらの方が参っていてはダメですね。


We walked more than an hour.
It is not easy to walk the bush without laid trails, but fun nonetheless.














Commented by espoiretlalune at 2021-01-19 21:28
すごいです!
ファイブくんもこんなに広いと大はしゃぎですよね
アメリカと違って危険動物はいないのですか?
クマはいるのかなぁって思ってました
フロリダとか普通にワニとかいますもんね~
シダの大きさはビックリです!!

Commented by pallet-sorairo at 2021-01-19 21:58
素晴らしいファーム、そして
お父さんやお母さんの周りで走り回るファイブ君のはしゃぎっぷりは
もうすっかりファミリーの一員ですね!
そちらには蛇もいないのですか?!
Commented by sunandshadows2020 at 2021-01-20 00:39
ご自分の敷地内で1時間も散策できる広さが凄いですね、海まで続いているのですよね。
そしてマオリ族の足跡まで敷地内に!散策に興味が深まりますね。
彼らはアメリカの先住民の様に移住区が決められているのでしょうか?
ファイヴ君にとっても広い遊び場が最高ですね、ラッキーなワンちゃんです!
Commented by umi_bari at 2021-01-20 07:38
ファイヴちゃん、大喜びですね。
流石に若いですね。
ジェラシックパークに出てくるような
大自然、素晴らしいですね。
お見事バグースです。
これは凄い運動量ですね。
昨日、小学校の河津桜が咲きだしました。
Commented by rabbitjump at 2021-01-20 09:21 x
なんと広大な敷地なのですね。
砦、先住民はこういうところで
狩りをしていたのだろうな~と
思いをはせるには充分な風景です。

ファイヴちゃんが、飛び回るには嬉しい所ですね。
付き添い人さま、お疲れが出ませんように(^_-)
Commented by voyagers-x at 2021-01-20 09:54
おはようございます ‼️
よくキャンプなどもしたいなと思うのですけど、夜寝ていたら熊などがでてきたら怖いと思うのですが、”蛇や山猫やクマなどの危険な動物が居ない”、素晴らしいです。比較的安全と短絡的に僕は考えてしまいますが ^^;
ファイブは元気ですね。自然の中でどんどんたくましく育っていくのでしょうね。拾い立ちで思い切り駆け回り生き生きした表情をしてるんでしょうね。お世話がちょっと大変でしょうけど ^^;
Commented by sonoma0511 at 2021-01-20 14:15
東京ドームが幾つ?・・・が日本では敷地を想像する基準ですが、お聞きしてびっくりしました。迷い込んだら出て来られない。管理するというより、必要に応じてポイントエリアに向かう感じですね。
洞穴が在ったり崖も、過去にも人の手付かずの
自然のままのところなのですか?
ファイブ君が動き回り、どこかホッとします。

Commented by katananke05 at 2021-01-20 15:41 x
ワオ〜  ワクワクするような原生林ですね〜 探検したいなあ〜
でも 獣道しかないから
一人で迷うと 「遭難」しそう〜
山登りの目印のように 木にマークつけるとか リボンを結ぶとか
しなくて良いのかな、、
心配しちゃうわ〜

キオキオや ママクの記事
遡ってみましたよ〜
ありがとう〜

ママク 食べてみたい〜
Commented by BBpinevalley at 2021-01-20 17:07
espoiretlaluneさん
ニュージーランドって本当に危険なものがいないのです。
アメリカと正反対。
アメリカは都会にでもラクーンとかスカンクとか出ますし、ちょっと郊外に行くとコヨーテなども居ます。
キャンプでテントに一人で寝ている時に、熊が出て来て食料を盗まれたこともあります。
ここはヘビもサソリもいないので安全です。
Commented by BBpinevalley at 2021-01-20 17:12
pallet-sorairoさん
ファイヴはもうハイパーで困っています。
どう言うんでしょ、犬のADHA?
パピークラスの効果も疑わしい感じです〜

ニュージーランドには蛇もいません。
色んな外来種が入らないよう、税関はとても厳しいです。
Commented by BBpinevalley at 2021-01-20 18:30
お転婆シニアさん
ファームなので、敷地という感じではありません。
牧草地と原生林が混じっています。
お隣は野鳥の保護区なので、オーガニック農業がやりやすいです。
マオリ族は、アメリカインディアンと違い、政治的に大変な力を持っています。
マオリを代表する党もあります。
マオリの血が16分の1入っていれば、大学費は無料です。
海域の漁業権はマオリが抑えています。
アメリカやオーストラリアよりは、人種間の関係はずっと平等で良い感じです。
Commented by BBpinevalley at 2021-01-20 18:36
アラックさん
なかなか訪問できなくてスミマセン。
ファイヴに手がかかって参っています。
ドッグランのフェンスを飛び越えたり、穴を掘って抜け出したりするので困ります。
巨大シダは、確かにジュラシックパークっぽいですネ。
もう河津桜が咲きだしたのですね♪
一時の寒さは峠を越したのでしょうか。
Commented by BBpinevalley at 2021-01-20 18:44
rabbitjumpさん
ファームですので、敷地という感じではありませんが、原生林があると鳥も来るので楽しいです♪
マオリ族は工芸品や武器から察しても、ポリネシア系では優れた民族だと思います。

ファイヴはドッグランから逃亡したりするんですヨ。
悪い子です。
Commented by BBpinevalley at 2021-01-20 18:51
voyagers先生
こんばんは。
日本はキャンプブームなのだそうですね。
アメリカで不景気が始まると必ずキャンプブームになってましたが、同じ感じでしょうか。
カリフォルニアで若い頃よくキャンプに行きましたが、熊が何度か出ました。
怖いものですヨ。
テディベアとは大分違います(笑)
ファイヴは、ドッグランから逃亡したり、羊の囲いの中に入って散々羊の群れを追いかけたり、ワルイです。
目が離せません😭
Commented by BBpinevalley at 2021-01-20 19:02
Sonomaさん
夫は四駆のバギーでファームのあちこちを走っているから、地形をよく把握しています。
私はまだ行ったことがない場所もあります。
原生林が混じった土地なのですが、原生林は保護されているので、手を入れられません。
牧畜一本でやっていきたい人なら、切り開きたいところでしょうね。
でも、私達は原生林が好きで、野鳥が来るのも嬉しい点です。
ファイヴもきっと野生の森が好きな筈(笑)
Commented by BBpinevalley at 2021-01-20 19:09
katanankeさん
以前B&Bをしていた家にも原生林があり、小川沿いにトレールをつけたのですが、道標用にオレンジ色のピンポン玉を吊るしました。
今度作るトレールにも道標が要りますね、きっと。

フォレージして採集する野菜は、とても精がつくというか、強いです。
ママクやキオキオ、ピコピコを食べた夜は眠れませんでした。
手をかけて菜園で育てる野菜はひ弱。
自然から採集する食べ物は、治癒力も強いと思います。
by BBpinevalley | 2021-01-19 21:08 | ニュージーランドの生活 | Comments(16)